シルクのお勉強

先日、衣類の素材についてお勉強する機会がありました。
秋が深まって来て朝晩が肌寒い今日この頃、暖かい下着に手が伸びますね。

自然素材と化繊の違い。
もちろん自然素材がいいに決まっていると頭ではわかっていながらも
つい、冬場はヒート〇〇クに手が伸びていました。
かれこれ十数年ほどそんな生活をしてきましたが、
今回のお勉強を機に、おさらばできるかも、と思いました。
(少なくとも枚数を減らせそう♪)

というのも、
温かさというのは、
私達のヒフと衣類の間にうまれる空気層が温まることによって感じるものなのですが、
私達の冬のアイテムとなっているヒート〇〇クなどに代表される化繊は、
私達の肌から水分を吸って温める、というしくみなので、
温かいけれど体から水分が吸い取られるしくみで、
若くて水分豊富なお身体の方達は大丈夫だけれど、
そうでない方達は、乾燥体質になってしまうということなんだそうです。

だから、カイカイ現象がおきます。
乾燥をふせぐためにボディーローションを塗ったりしている方も多いのでは?

昨今は、綿混というのもありますが、
そんなときの出番がシルク。

シルクはアミノ酸を含むタンパク質からできています。
そしてアルカリ性なのだそうで、
私達の肌も弱アルカリ性。
とてもヒフに近い素材なんですね。
通気性、保温性にも優れているだけでなく、
自浄作用もあるので、そんなに汚れていなければ、毎日洗う必要はないそうです。

ただし、良いシルクは繊維が2重構造なのに対し、
安いシルクは繊維が芯の部分だけを使っているのだそうで、
触り心地も保温性も違います。
良いシルクだとお値段もそこそこするけれど、
一度買うと10年選手なのだそうで、買い替える必要もあまりなさそうで、
しかも夏は涼しいから1年中着れてしまう。

逆に、経済的かもしれません。

ということで、私、この冬はシルクで過ごすことに決めました。
数枚いろいろ買って来てみると、う~ん気持ちがいい♪
ちょっと散財したのですけれど、
自分のお肌のため、体のため、
それと、暑さ寒さに合わせて持っていた色々な下着を手放して
引き出しもスッキリ。
あとは数年かけて経済的にどうなのか、という実験(笑)

よかったら皆さんもいかがでしょうか~?

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