ホメオパシーのこと

昨年の秋から、イギリスのホメオパシー学校の日本人クラスに入学して勉強しています。
授業の日は、夏は日本時間の18時~1時(夜中)、冬は19時~2時のオンライン。
いつも11時くらいまでは頑張れるのですが、11時を過ぎると集中力がストンとなくなり、後半は後日にアップされる録画視聴です。(通訳さんは授業の最後まで延々、通訳をされていて、頭が下がります)

ホメオパシーというのは同種療法という療法です。
その昔、ハーネマンというドイツのお医者さんが発見した療法で、イギリスのロイヤルファミリーが愛用されていることも有名です。

私が「セラピューティック エナジーキネシオロジー」を学び師事している博士もホメオパシーのお医者さんで、
これまで、博士がよくレメディーをくれていたおかげで、今まで調子よく過ごしてこれたこともあり、6年ほど前に勉強を始めました。
まずは、国内の学校に入り4年間お勉強したのですが、たくさんの「???」が出てきました。
その「???」を解決すべく、今の学校に入学し、お勉強をしなおしています。
クラスには、日本や海外のホメオパシー学校で勉強された方々がおられ、皆さん、すごく勉強熱心なので、自分に甘い私は、ついていくのに必死です(汗)

今の学校では、ハーネマンが提唱したクラシカルな方法を学んでいます。
マテリアメディカというレメディーの勉強、ハーネマンの書いたオルガノンという哲学、生理解剖&病理が3大柱ですが、その授業以外に、クリニックの現場をどんどん見せてくれます。
これが日本の学校ではなかったことで、現場の様子は、毎回、ふお~~~、と思うわけですが、
感動と学びがすごいです。

いろいろなクライアントさんのご相談は、ほとんど、病院で治らない症状をお持ちの方です。
みなさん、たくさんの薬をもらって飲んでおられます。
ある慢性疼痛の方は、歩くには杖が必要で、ゆっくりしか歩けません。
病院からもらう鎮痛剤の他に、自分で買って飲んでる鎮痛剤もあり、1日に30錠。
それでも痛みはとれない。

学校の先生方の中には、医師の先生もおられるのですが、医者というのは2種(3種)しか薬は出してはいけないことになっているはずですよ。なぜなら、薬には副作用がありますからね。たくさん飲むと、体の中でどれがどう働いたかがわからなくなるからです。と。

1日に30錠飲んでる方は、すぐに減薬とはいきませんが、先生はそうできるように、
そして、体と心が少しでも楽になるように、サポートしていきます。

ホメオパシーというのは、QOL(クオリティー オブ ライフ)を上げていくものなんだな、ということがわかってきました。
少しずつ体が動かしやすくなったり、眠りやすくなったり、不安がなくなったり、、、

そんな様子を私達は2か月おきに、現場を通してみていきます。
オンラインでも、皆さんの笑顔が増えていくのがわかり、声が元気になっていくのがわかると、とても嬉しいです。

たまに、日本の皆さんも質問してごらんなさい、と声をかけてくださり、
私も先日、状態確認の質問をさせていただきました。

その後、調子はいかがですか?
頭痛はどうなりましたか?
足のしびれは?
新しい問題は出てきましたか?
体のエネルギー度、心のエネルギー度、全体のエネルギー度を確認していきます。

心の状態は、とても大切です。
さみしさ、怒り、不公平感、どうにもならない感、などなど、
人生を振り返っていただき、いろんな話を聞いて確認していきます。

10点がMAX寂しいとしたら、あなたの寂しさは何点?
怒りは何点?

こうやって、その方の中にある感情を確認していきます。

とても奥深い療法で、この学校に入ってよかったなぁ、と思う今日この頃。
6月に試験が終わって、今は夏休み。
また秋から再開です。

一緒のクラスで頑張っている仲間たちも素敵な方たちばかりで、本当にいいクラス。
大好きだな。

この学校に入ってよかった、ありがたい、という思いでいっぱいです^^








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