スイス2日めの夜、友人の美味しいディナーをいただいた後、
片づけのお手伝いをしていました。
ゴミを捨てようと、ちょこっとバルコニーへ出ました。
その日は雨でバルコニーが濡れていました。
私はよくホテルにある、ペラペラのスリッパをはいていました。
スリッパの裏が濡れ、ドアを閉めてクルっと振り向いた瞬間に、
足をすべらせ、ドン!
尾てい骨を思い切り打ちました😢
友人宅のダイニングキッチンは、ツルツルのタイル。
二人の友人に助けられながら、なんとか起き上がり、椅子に座ったものの、気を失ってしまいました。
すぐに意識は戻り、友人が救急車呼ぶ?と聞いてくれましたが、
頭を打たなかったのが不幸中の幸い。
骨折はしていないと思ったので、病院には行かないことにしました。
まずは友人に頼んで「イミディエイト リリーフ」。
それでも、なんか車酔いみたいに頭がクラクラする感じ。
尾てい骨を打つと、頭にきますね。
次に「ビーイング プレゼント、ちょうだい」と言い、
すぐに友人が持ってきてくれたものをとりました。
少し落ち着いたところで、すごい痛み。
その後、Arnicaと、Hypericumというレメディーのお世話になり、寝込みました。
私に必要なものを友人が持っていてくれて助かった。
翌日、もう一人の友人が来て、私のケアをしてくれました。
彼女は、キネシオロジストなのですが、音叉を使います。
それまでに、私は家の中をユルユルと動くことはできるようになっていました。
カウチに寝ると、彼女はまず、音叉で私のエネルギーを調整。
オステオパシーで首を緩めると、尾てい骨のひどく打った側から、痛みが出てきました。
イタタタタ・・・・・
あと20分もするとこの痛みはとれるだろうと我慢。
浮き上がって出てきた痛みを、いくつかの音叉を鳴らしては体にあてる、を続けて上手にとってくれました。
最後はオーキッドエッセンスを合わせていき、私に必要なもの見つけてくれました。
不思議や不思議。
約20分?後、痛みがない・・・!?
途中、一度、私のエネルギーがうまく流れなくなったとのことでしたが、
あまりに痛くて、少し体を動かしたところで、またエネルギーが流れ始めたのだそうです。
日に日に良くなるわよ、と彼女。
その後、お茶をしてから、散歩に挑戦。
無事、外を散歩できました^^
階段も大丈夫。
痛みはたまに感じることはあったけれど、それまでのようなことはなく、
レメディーも摂り続けて、彼女の言葉通り、日に日に良くなっていきました。
翌日には町を歩き、美術館やレストランで楽しい一日を過ごしました。
その次の日には、一人で電車で空港まで行き、チェックインでスーツケースをドロップしてイギリスへ向かいました。
大怪我からの、すごいスピードの回復力を見せるという4日間。
友人はとても驚いていました。
彼女は医学博士なのですが、あのくらいの怪我だと、治癒に数週間はかかると思ったそうです。
スイスは代替療法、自然療法も健康保険適応です。
それだけの教育を受けて、プロになります。
私の友人達も、そういう人達。
さすがでした。
病院に行っていたら、
レントゲンで骨折していなかったら、痛み止め飲みながら、数日寝ておいてくださいね、
だったと思います。
世の中には素晴らしいものがたくさんあるな、と思ったのでした😊
スイスで怪我
2024年2月14日