少し前のお話です。
長いお付き合いのあるお客様のお母さまがお亡くなりになられました。
私も大好きなお母様で、本当に悲しかったです。
一段落された頃、お客様がサロンへお越しくださいました。
いろいろなお話を聞き、最後にお母さまのお写真を見せてくださいました。
素敵な笑顔の、お元気なお母様でした。
お客様が帰られた後、お母さまに思いを寄せながら、夕食を済ませ、翌日のゴミ出しの準備などをしておりました。
そしたら、突然、背後から素晴らしい香り。
華やかで美しく、愛のある香りでした。
あ、これはお母さまだ、とすぐにわかりました。
目を閉じてイメージを追うと、イエローオレンジのような色、マリーゴールドのようなお花が浮かんできました。
しばらくの間、その美しい香を楽しませていただき、私からも感謝を伝えました。
となりの部屋に入り、戻ってきたら、もうその香りがなくなっていました。
翌日、このエピソードをお客様にメールすると、
祭壇の写真を送ってくださいました。
なんと、黄色とオレンジのお花の祭壇でした。
なんでも、お母さまが生前お好きだった色で、白いお花の祭壇ではなく、
お母様のお好きだったお花をご用意されたのだそうです。
素敵でした。
スピリットが運んでくれる香りの経験は、今までも数回あります。
いつも、本当に華やかで美しい香りです。
かぐわしい、という言葉がピッタリ。
美しい魂は、美しい香りを運びます。
私達もそうであるように、心の根っこを清く正しく美しくもちましょうね。
スピリットと香り
2024年5月25日